2014年4月11日

新日鉄住金、2カ月連続でH形引受け抑制実行

 新日鉄住金は、6月末の適正在庫の実現に向け、2カ月連続で引き受け抑制策を実行する。1―3月ロール平均に比べ50%以上受注抑制し、マーケット環境の早期改善を進める。形鋼扱い流通で構成する「ときわ会」の3月末H形鋼在庫が前月比6・4%増の23万3500万トンと、4年5カ月ぶりの23万トン台となり、「明らかに過剰」(同)なレベルとなった。3月末が在庫量のピークと想定しているが、引き受け抑制を継続することで早期の在庫適正化をめざす。

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