2014年4月9日

常石鉄工、若松工場で鋳込み式

 常石鉄工(本社=広島県福山市、財前正幸社長)は8日、昨年5月に買収した北九州市若松区の工場(若松スティール工場)の製鋼や鋳鋼など主要設備を再稼働させた。同日午前9時15分から行われた「鋳込み式」には、常石グループ幹部や北九州市の関係者、技術を供与し操業を指導した神戸製鋼所、取引先など約40人が出席した。神事の後、財前社長や常石グループの神原眞人代表、北九州市の西田幸生産業経済局長、神戸製鋼の松原弘明執行役員らがテープカットを行い、初の溶融鉄を鋳型に流し込む鋳込みを開始した。電気炉(60トンAC電炉)は同日午前5時に通電、6時40分に出鋼を行い、精錬を経て、鋳込みは9時半ごろに行われた。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社