2014年2月24日
国内鉄スクラップ、続落 年初からの下落幅5000円
国内鉄スクラップ価格が続落し、東西両地区とも電炉メーカーの鉄スクラップ購入価格(H2)がトン当たり3万5000円を割り込むなど、年初からの下落幅は約5000円に達している。年明け以降、国内鉄スクラップ市況の続落に伴い、韓国メーカーが輸入オファーを引き下げる展開が続く。一方で、3月の国内電炉生産は2月比で増加する見込みで、鉄スクラップ消費は堅調推移する見通し。世界的に鉄スクラップ市況は下落局面を迎えているが、「環境的には、日本が最も早く下げ止まるのでは」(商社)と見る向きもある。
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