2014年2月19日

中山製鋼所、来期単体経常黒字化へ

 中山製鋼所(森田俊一社長)は2015年3月期で、単体経常黒字化を目指す。昨年春からスタートした地域経済活性化支援機構による事業再生計画において、支援期間(3カ年)での収益安定化が必須目標となっており必達を図る。戦略的にはグループ会社との連携強化による収益の最大化、さらには他社との事業・製品のアライアンスの拡大・深化による収益増を図る。3月までに各事業部長が具体策を提出・集約し具体化させる。コスト負担の大きい電力対策は、今年度で13億円の経費削減を予定しているが、来期はさらに上積みした目標値を設定する。一方で、製品価格も製造コストに応じた是正を行い、スプレッド拡大を進めていく。

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