2014年2月19日

中山製鋼所、来期単体経常黒字化へ

 中山製鋼所(森田俊一社長)は2015年3月期で、単体経常黒字化を目指す。昨年春からスタートした地域経済活性化支援機構による事業再生計画において、支援期間(3カ年)での収益安定化が必須目標となっており必達を図る。戦略的にはグループ会社との連携強化による収益の最大化、さらには他社との事業・製品のアライアンスの拡大・深化による収益増を図る。3月までに各事業部長が具体策を提出・集約し具体化させる。コスト負担の大きい電力対策は、今年度で13億円の経費削減を予定しているが、来期はさらに上積みした目標値を設定する。一方で、製品価格も製造コストに応じた是正を行い、スプレッド拡大を進めていく。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社