2014年2月17日

東京地区、薄板市況に天井感漂う

 東京地区の薄板市場は、一部品種の荷動きに一服感が出てきたことを受け、大手流通の売り腰が一時に比べやや軟化した。先週末までに酸洗鋼板の唱え価格は、前月比トン当たり1000円方下がった。アベノミクスで自動車や建設などの大企業は恩恵を受けているものの、末端実需は盛り上がらず、中小流通の手持ち在庫も増加傾向にある。市況は昨年初めから上伸基調が続いてきたが、ここにきて調整局面入りの懸念も浮上している。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社