2014年2月12日

13年度 建設向け普通鋼受注、10%増 2269万トンへ 国交省需要予測

 国土交通省が10日発表した主要建設資材の3月の需要予測によると、普通鋼鋼材は前年同月比13・5%増の215万トンになる見通しだ。実現すれば、2013年度の建設向け普通鋼鋼材受注量は、前年度の2060万4000トンを10%上回る2269万2000トンに達する見込み。型枠工や鉄筋工などの専門職、内航船やトラックの不足などが顕在化しているほか、人件費や資材費の高騰による公共工事の入札未達や再入札などの混乱もみられるが、アベノミクスによる公共工事の増加、景気回復による民間設備投資の増加などで、好調な受注環境が続いた。

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