2014年2月6日

新・寿工業が発足 機構支援受け再建

 広島県呉市に生産拠点を置く特殊鋼メーカーの寿工業(東京・新宿)は、地域経済活性化支援機構の支援を受けて再建を進める新会社を2月1日付で発足させ、新たに業務を開始した。財務体質改善に向けて製鋼、鋳鋼など本業を新会社「寿工業」に移行させ再スタートを切ったもので、新会社は機構が総額5億円を出資、全株式の8割超を保有する。残りの株式は債権者が持つ。取締役7人のうちの4人と監査役1人を機構から派遣し、旧会社の木村通正社長と副社長2人は留任した。本社は従来通り東京都新宿区に置き、主力生産拠点は広製作所(呉市)、従業員は子会社を合わせ約340人の体制。機構が主導し、今後5年間で再生に取り組む。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社