2013年11月29日
新日鉄住金グループ、設備エンジ・保全8社 来年10月経営統合
日鉄住金テックスエンジ、日鉄住金プラントなど製鉄所の設備エンジニアリング・保全業務を行う新日鉄住金グループ8社は11月29日、2014年10月1日での経営統合を検討することで基本合意したと発表した。
統合を検討するのは日鉄住金テックスエンジ、ニッテツ北海道制御システム、ニッテツ室蘭エンジニアリング、ニッテツ八幡エンジニアリング、N・TEC大分の旧・新日本製鉄系5社と、日鉄住金プラントと日鉄住金関西工業、日鉄住金直江津メンテナンスの旧・住友金属工業系3社の合計8社。上場している日鉄住金テックスエンジを存続会社とし、他事業の比率が高い日鉄住金関西工業に関しては、設備エンジ・保全事業に関して有する権利義務の一部を、日鉄住金テックスエンジに承継させる吸収分割か、事業譲渡を検討する。日鉄住金テックスエンジを除く7社は、新日鉄住金100%子会社。8社以外に新日鉄住金グループでは持分法適用会社など同業務を行う企業が数社あるが、「合意に至った8社で今回統合する」(嶋宏・日鉄住金テックスエンジ社長)。
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