2013年11月21日

東京鋼鉄、実需見合い生産徹底 小山工場 製鋼減産も

 東京鋼鉄の小山工場は、2013年度下期も実需見合いの生産を徹底する。生産量は製鋼ベースで13万トンとし、月間平均2万トン強を計画する。山形鋼は需要が回復傾向にあるものの、ビレット輸出に関しては鉄スクラップの国内外価格差が激しく、需要家の指し値が厳しい。また中国製ビレット等の安値攻勢を受けて、国際市況が低迷していることから、採算悪化の状態が続いている。このため「これ以上、ビレットの採算割れ状態が続く場合、これまでの方針を転換し、製鋼減産に踏み切る」(栗原英夫社長)考え。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社