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2024.12.20
2013年11月21日
財務省が20日発表した貿易統計によると、10月の鉄鋼輸出量(全鉄鋼ベース)は前年同月比1・6%減の327万6000トンとなり、2カ月連続で減少した。前月比でも5・1%減で2カ月連続減。タイなど新興国の景気減速、建設・自動車を中心にした内需の増加による、スポット輸出の削減などが影響した。ただ新日鉄住金やJFEスチールなど高炉メーカーは、海外の下工程ラインの立ち上げでホットコイルなど原板輸出枠を増やしていることもあって、輸出数量の大きな減少は考えにくいが、内需増加で高炉メーカーの国内生産余力は少なく、しばらく輸出数量は現在の300万トン台前半の水準が続く公算が大きい。
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