2013年11月20日

神戸製鋼、高耐食鋼「KPAC-1」新ルール適用船に採用

 神戸製鋼所は19日、原油タンカーのタンクにおける新防食ルールに適合した高耐食鋼「KPAC―1」が、新来島どっくグループが建造中の新ルール適用タンカーに採用されたと発表した。新ルール適用船への耐食鋼採用は業界初という。チタンとニッケルを添加し化学成分を調整、従来鋼より4倍程度の耐食性能を持ち、原油を入れるカーゴオイルタンク(COT)の内底板に使用された。耐食性の向上で無塗料でも腐食を抑制、塗装作業を減らし、工期短縮できるほか、ランニングコストを低減、補修費不要となる。新ルール適用のタンカー建造増大をにらんで、COT耐食鋼としてKPACシリーズの拡大を図る。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社