2013年11月13日

日本高炉、アジアで新拠点展開

 日本高炉がアジアで新たな拠点展開を具体化している。JFEスチールと新日鉄住金がタイで本年に溶融亜鉛めっき鋼板(CGL)工場を稼働させ、新日鉄住金はベトナムで冷延ミルを立ち上げた。インドネシアではJFEがCGL建設を計画し、新日鉄住金も自動車用鋼板工場の建設を検討。神戸製鋼所はタイで棒鋼・線材加工工場、日新製鋼はマレーシアのステンレス冷延ミルをそれぞれ増強した。ミャンマー市場も有望視され、モータリゼーションで増えるアジアの鉄鋼需要を取り込む投資が今後も続きそうだ。

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