2013年11月8日

タイ日系コイルセンター、稼働率低下

 タイの日系コイルセンター(CC)の稼働率が低下している。前年に急増した国内自動車生産台数が2013年後半に減少したため。日本からの鋼材輸出量も9月に前年同月比19・8%減った。ただ、13年の自動車生産予想は約230万台と11年比58%増と水準は高く、各社の新車投入や16年の政府による第2エコカー減税が見込まれ、日系CCの稼働率も来年以降、再び上昇する見通しだ。

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