2013年11月8日

新日鉄住金、方向性電磁鋼板価格100ドル上げへ

 新日鉄住金は欧米重電メーカーとの間で行う来年上半期(1―6月)の方向性電磁鋼板(GO)の輸出商談で、今年下半期に比べトン当たり100ドル値上げする方針を決めた。近く要請を開始する。中国・韓国メーカーの国際市場への参入で厳しい競争にさらされているGOマーケットだが、経済発展に伴う環境汚染などにより、新興国で環境規制が一段と強化される方向にあるため、日本ミルが得意とするハイビーなど薄手材の引き合いが増加。高効率なGOを安定的に生産できるメーカーは世界で限られることもあり、値上げ余地は十分にあると判断した。ミルの供給過剰で下落が続いたGO価格が、反転に向かうか分水嶺に入った。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社