新日鉄住金、製鉄所組織を統合再編 八幡・和歌山・君津で

　新日鉄住金は30日、中期経営計画に掲げた組織・業務運営の改善の一環として、製鉄所組織の統合・再編成を実施すると発表した。来年4月1日付で、八幡製鉄所と棒線事業部小倉製鉄所を「八幡製鉄所」に、和歌山製鉄所と建材事業部堺製鉄所を「和歌山製鉄所」に、君津製鉄所と鋼管事業部東京製造所を「君津製鉄所」に統合・再編成する。今回の統合により、「製鉄所組織の一体化による業務運営の効率化」「人員の採用・配置・育成面における人材基盤の強化」「技術・技能・ノウハウなどの共有化による業務レベルの向上や、新たな視点での連携施策の検討・実行の加速化」などを進め、世界トップレベルの製鉄事業競争力のさらなる強化を図る。