2013年9月6日

JMU 没水型の海洋温度差発電、AIP世界初取得

没水型海洋温度差発電-イメージ図
 ジャパン・マリンユナイテッド(JMU、三島愼次郎社長)は5日、佐賀大学と共同で同大学による海洋温度差発電を活用した、世界初の浮体式没水型海洋温度差発電を開発、今月2日に日本海事協会(NK)からAIP(概念承認)を取得したと発表した。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「海洋エネルギー技術研究開発/次世代海洋エネルギー発電技術研究開発」事業には同大と神戸製鋼所も参画し、海洋温度差発電の研究開発を実施。10MW(メガワット)浮体型では浮体開発やコスト削減により、量産時の発電コストが1KWh(キロワット時)当たり20円になる可能性を示しており、早期の実証を目指す。

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