2013年9月5日

新日鉄住金、チタン上工程を再編

 新日鉄住金は4日、チタン事業における上工程を再編すると発表した。航空機向けのチタン合金を狙って、新日鉄住金と東邦チタニウムが共同で事業を行う。チタンおよび特殊ステンレスを製造する直江津製造所(新潟県上越市)内に今月中旬、チタンインゴット溶解の新会社を設立するとともに、多様なスクラップが活用でき、原料選択での競争力があるEB炉を直江津製造所から移設。大阪チタニウムテクノロジーズからは、成分の均質性が確保できるVAR炉を2基購入し、種類の異なる合計3基の溶解炉を活用して、世界的に需要が伸びる航空機向けチタン合金の製造基盤を確立する。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社