神戸製鋼コベルコスティーラーズは、8月31日に神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で、トップリーグの今季開幕戦を行い、28対26でNECに勝利した。
昨季はリーグ4位、日本選手権では9季ぶりの決勝に進んだもののあと一歩のところで日本一を逃した神戸製鋼。「ムービングラグビー」を掲げるチームは、「タフ」をスローガンに厳しい練習に取り組み、日本一奪還への準備を整えて開幕を迎えた。
当日の試合は一時強い雨と風に見舞われる中、前半は13対17。神鋼は後半開始直後にトライを奪い、その後PGで5点リードを許したものの、後半27分、SO山本のキックパスがWTBフレイザー・アンダーソンにつながりトライ。ゴールも決まり28対26と逆転に成功し、終盤の反撃を抑えて接戦を勝ち取った。
会場には神鋼の佐藤廣士会長、川崎博也社長をはじめ幹部も駆けつけ、雨の中最後まで声援を送った。次節は7日(土)に福岡で九州電力と対戦する。