2013年8月26日

新日鉄住金、国内厚板ヒモ付き交渉 値上げで決着進む

 新日鉄住金は2013年度上半期の造船、建産機向けなど国内厚板ヒモ付き価格交渉に関し、12年度末と比べトン当たり1万円の値上げで決着が進んでいるもようだ。当初、同1万5000円の引き上げを要求し、交渉入りしたが、大詰め段階でおおむね1万円で妥結したものと見られる。一方、陥没価格是正のため、年初から進めてきた店売り、建設分野の値上げも同1万5000円で順次、決着している。円安傾向で主原料コストが上昇していることと、需給タイト化が顕在化していることが妥結が進む背景にあるようだ。

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