2013年7月24日

関西H形扱い流通、唱え7・5万円に引上げ

関西地区のH形鋼扱い流通は、唱え価格を7万5000円(トン当たり、ベースサイズ)どころに引き上げ、採算確保に全力を注いでいる。

メーカー値上げ分の価格転嫁が道半ばにとどまったまま、5―6月で需給が緩和したのに伴い、市況は一部安値価格に引っ張られる形で弱基調に転化。扱い流通の採算は大きく悪化した。「需要減少に焦りを感じた流通が、売り上げ確保やシェア拡大などを目的に安値対応し、市況は7万円前後にまで軟化した」(特約店筋)という。

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