2013年6月21日

内田洋行、鋼材流通・加工業向けパッケージソフト発売

内田洋行(本社=東京都中央区、柏原孝社長)は、鉄鋼卸・加工業向けERPパッケージ「スーパーカクデュオ鉄鋼」を開発し、販売を開始する。

「スーパーカクテルデュオ鉄鋼」は、内田洋行ITソリューションズ西日本(ITW)が、内田洋行の販売管理業務システム「スーパーカクテルデュオ販売」をベースに、ITWが持つノウハウを生かし鉄鋼・加工業に特化して開発したERPパッケージソフト。

ITWではこれまで西日本を中心に鉄鋼加工業向け販売管理業務システム「鉄鋼MAX」として販売、実績を上げていたが、本年度から内田洋行の認定商品になり、「鉄鋼MAX」を内田洋行のスーパーカクテルシリーズに加え、「スーパーカクテルデュオ鉄鋼」として、内田洋行グループ企業と全国のパートナー企業100社で、全社的に本格販売する。販売にあたり業種に特化した機能開発をパートナー企業に奨励する「ライブラリーマート制度」を使い、全国のパートナー企業100社が持つ業種・業務のそれぞれの専門的なノウハウを活用して、「スーパーカクテルデュオ鉄鋼」の競争力を確保していく。

「スーパーカクテルデュオ鉄鋼」は、鉄鋼業界独特の商習慣に対応し、案件ごとに、資材入荷の状況や加工状況、出荷状況などが一目でわかる画面を用意し、顧客からの問い合わせを迅速にする。案件ごとの資材原価だけでなく、加工賃・配送費等の経費を含めた案件別利益管理を行うことを可能にした。加工指示・完成入力時に、加工時に発生する端材の入力ができる。端材を有効活用することで原価低減が図れるとともに、システム上で端材在庫を確認することができ、在庫の適正化と業務効率化を支援する。

また、輸出入業務ソフト「VPortSuper」と連携しており、煩雑な輸出入関連資料作成業務や為替レート確定など、一連の業務を効率化する。

スーパーカクテルシリーズは、中堅・中小企業向けでは販売・在庫管理ライセンスシェアで国内トップクラスの実績を誇っており、「スーパーカクテルデュオ鉄鋼」は、鋼材特約店などを対象に初年度50社の受注を目指す。

問い合わせは同社情報事業本部企画部(TEL03―5602―9313)。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社