2013年6月20日

5月鉄鋼輸出、364万トン 減少も高水準

 財務省が19日発表した貿易統計によると、5月の鉄鋼輸出量(全鉄鋼ベース)は前年同月比8・5%減の364万3000トンとなった。5月としては過去最高だった前年同月に比べると、7カ月ぶりに減少した格好だが、なお350万トンを超える高水準。3月から下落を始めたアジアの鋼材市況は、ここにきてミル収益の悪化も手伝って底値をうかがう気配を示す。円安効果で平均単価(FOBベース)は1トン当たり9万457円、前月比で2・4%、昨年12月比では23・0%増と大きく上昇しており、高炉メーカーを中心に輸出増勢の傾向はしばらく続く見込み。一方、輸入については前年同月比12・2%減の57万8274トンで、8カ月連続の減少だった。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
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