2013年6月19日
新日鉄住金・名古屋、新コークス炉総合運転 SCOPE21導入
新日鉄住金・名古屋製鉄所(所長=酒本義嗣・常務執行役員)は18日、同所内に次世代コークス製造技術「SCOPE21」を導入した第5コークス炉の竣工式を開催、関係者300人が出席した。
新コークス炉は、名古屋第3コークス炉のリフレッシュ対策として新設したもの。「SCOPE21」は鉄鋼業を取り巻く資源・エネルギー問題への対応強化を目的に、経済産業省直轄の国家プロジェクトとして開発された。原料炭の事前急速加熱によるコークスの品質向上、コークス製造時間の大幅短縮など、革新的な技術が織り込まれている。
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