2013年6月7日

ビレット、国際市況が軟化傾向

 鉄筋用棒鋼などの材料になる電炉ビレット(鋼片)はアジアを中心に旺盛な引き合いが続く中、中国ミルの安値攻勢を受けて、ここにきて国際市況が軟化傾向に入っている。5月積み輸出(120角サイズ)では一部、FOBで5万円台の成約をみていたが、足元の商談では同4万8000―4万9000円でも成約に至らないケースが多く、国内電炉メーカーは受注を見送る場面が増えている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社