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2024.10.30
2013年5月16日
新日鉄住金は、鉄道用の鍛造車輪の輸出を倍増する。年間で国内向け10万枚、海外向け7万枚を製鋼所(大阪市此花区)で生産しているが、欧州向けを中心としてインドなど鉄道需要が拡大する地域に、鍛造車輪を7万枚増やし「年間能力24万枚のフルキャパにしていく」(仲田摩智執行役員製鋼所長)方針。ドイツ向けに鍛造車輪を納入した実績で、世界一の技術と言われる鍛造車輪を、競争が激しい欧州の本場で拡販する。2011年には米国の鍛造車輪・車軸メーカーであるスタンダード・スチール(SS)社を買収しており日米2拠点で鍛造車輪を生産し、米欧アジアの鉄道車輪需要をとらえる。
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