2013年4月19日

富田興業、SD785溶接フープ進出

 富田興業(本社=兵庫県西宮市、富田武雄社長)は、今年秋から785N/mm2級(SD785)を母材にした溶接フープ生産に進出する予定。これまでSD295、345の溶接フープ、SD685については、新日鉄住金と共同で開発した「ハイデック685H」を生産していたが、顧客からはさらなる強度化製品の要望が高まっており、これに対応する。SD785の溶接フープ進出により、フープ類(高強度せん断補強筋を含む)の生産は、現状の倍近い月間500―550トンまで引き上げていく方針。

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