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2024.10.30
2013年4月3日
経済産業省が2日発表した2013年度第1四半期(4―6月)の見通しによると、出荷相当粗鋼需要量は前期見込み比0・9%減の2638万トンと2期ぶりに減少する。自動車、造船など内需が減少し、出荷時期遅れの影響で輸出も減るが、半製品輸出増の底上げで、減少幅は鋼材需要減を下回る。鋼材輸入が1―3月に四半期で2年ぶりに100万トンを下回る見込みで、円高修正が輸出入双方にプラスに効く。経産省鉄鋼課では先行き需要の悪化懸念はないものの、通商摩擦リスクを織り込み、なお高水準の在庫調整を進めるなど、慎重な対応が必要としている。
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