2013年2月28日

南海鋼材、金型で新事業

 特殊鋼流通の南海鋼材(本社=堺市堺区北庄町、福原實晴社長)は、新たな事業展開として、ロボットシステムを用いて高合金粉末を肉盛り溶接させることで、金型の高機能化や廃型再生による長寿命化に寄与するPPW(プラズマ・パウダー・ウェルディング)事業を開始した。1月に堺浜事業所(堺市堺区匠町)内に大同特殊鋼製のPPW装置を導入し、一部ユーザーを対象にサンプル提供を開始。今後、工法の確立を進め、3年後をめどに3次元ロボットシステムを含めたPPW Nシステムの販売を目指す。

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