2013年2月25日

東京地区のNi系ステン冷薄、再販価転嫁が浸透

 ニッケル系ステンレス冷延薄板は先週までにトン当たり1万―1万5000円上伸した。メーカーの値上げを受けて、流通でも再販価格への転嫁を図ってきたが、このほど浸透した。SUS304ベースサイズは同27万円どころが中心となっている。採算改善を急ぐメーカー各社は、原料価格の上昇に加え、燃料・資材価格の上昇を契約価格に反映してきた。昨年秋から年初にかけて順次、値上げを発表。店売りだけでなく、ひも付き値上げにも着手し始めたことで、ステンレス市況の底上げを図っている。ベース価格も引き上げるなど値上げに強気の構え。流通でも唱え上げを開始していた。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社