2013年2月5日

安治川鉄工など4社、沖縄にエポキシ鉄筋合弁

 鉄塔・鉄構製作、鋼材表面処理メーカーの安治川鉄工(本社=大阪市西淀川区、吉田秀喜社長)は4日、長泉パーカライジング(本社=静岡県駿東郡、大貫隆弘社長)、拓南製鉄(本社=沖縄県うるま市、古波津昇社長)、阪和興業と合弁で、沖縄県内にエポキシ樹脂塗装鉄筋(略=エポキシ鉄筋)の製造会社「沖縄コーテック」を設立した。新会社は資本金が2000万円で、出資比率は安治川鉄工51%、長泉パーカライジング19%、拓南製鉄15%、阪和興業15%、社長は大西孝・安治川鉄工取締役管理部長が就任した。工場は拓南製鉄グループの倉庫棟(沖縄県中頭郡中城村)を賃借、5月に設備を設置し、6月から稼働させる。生産目標は月間250トン。製品名は「AT―エポキシバー」とし、4社がそれぞれのルートで販売する予定で、販売対象は沖縄県内を主体に、それ以外に九州地区など。母材の異形棒鋼は拓南製鉄が全量供給し、材料納入窓口は阪和興業が担当する。

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