2012年12月27日

神鋼・神戸製鉄所、年間10億円コスト削減 新溶銑予備処理設備を活用

 神戸製鋼所・神戸製鉄所は11月から、溶銑予備処理ステーションを本格稼働させ、来年度以降、同設備で年間10億円のコスト削減効果を期待している。高級鋼を効率的に生産できる体制整備が目的で、(1)スラグ発生量を3割削減(2)副資材の2割低減(3)鉄分ロスの原単位2%向上―を実現させた。今後、加古川を含めた製鉄所で発生するダスト使用量を拡大し、このリサイクル率を99・8%まで引き上げる計画。

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