2012年12月11日

動き出すベトナム高炉計画 台プラが先行、建設に着手

 ベトナムで複数計画された高炉建設が、具体化に向かっている。台湾化学最大手の台湾プラスチックによる計画が先行し、第1期工事を今月2日に着手、2015年に完成する予定。台湾鉄鋼大手の義聯集団が計画する製鉄所は、JFEスチールが近く参画の是非を決める。一方で印鉄鋼大手タタ製鉄と越国営鉄鋼最大手VNスチールの合弁高炉はタタが撤退の方向。成長を続ける東南アジア市場を獲得するための、投資決断の色分けが鮮明化してきた。

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