2012年11月28日

高炉、ブリキ輸出価格 50ドル引き上げへ

 国内高炉メーカー2社は1―3月積みブリキ、ブリキ原板輸出価格のトン当たり50ドル引き上げを図る。熱延鋼板価格の反発基調、海外メーカーの値上げ姿勢が背景。最大課題の採算改善に努める。

 10―12月積みの輸出価格は原料コストの低下見合いで採算改善も一部あったが、「調整局面」となった。例年の不需要期や韓国、中国、台湾の鉄鋼メーカーが積極的に輸出した点が影響した。一方、足元では熱延鋼板価格が各国の国内市場や輸出で上昇基調。季節要因で需要も1―3月は10―12月と比べ増える。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
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2024年12月 株式会社産業新聞社