2012年11月16日

1―3月鉄鉱石価格、10%下落へ 4―6月以降は再び上昇の公算

 高炉大手の来年1―3月の鉄鉱石調達価格は、10―12月比1割程度下がりそうだ。夏場過ぎまで安値が続き、11月までのスポット価格の3カ月平均は前の3カ月を下回る。ただ、10月以降は上昇基調が続いており、足元は9月初の底から4割高に移行している。

 中国の輸入が伸び悩むなど需要の停滞感から、今後もスポット相場の大きな上昇は見込めないという見方が一般的だが、四半期価格は4―6月以降、再び上昇に転じる可能性がある。

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