2012年11月15日
NSSCの省合金型二相ステンレス 公共工事で普及に弾み
新日鉄住金ステンレス(NSSC)は14日、省合金型二相ステンレス「NSSC2120」と「ASTM A240M S32304」がステンレス鋼材として初めて国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」(ネーティス)に登録されたと発表した。
国交省が発注する全ての工事に適用可能であり、2鋼種の適用を提案した場合、工事成績評定の加点対象となる。ダム、堰、水門などの公共工事に、二相ステンレスの採用が大きく広がる可能性を秘める。NSSCでは橋梁・土木・建築などの各分野に省資源型二相ステンレスの用途開発を通じ、投資を抑えつつ高品位で信頼性の高いインフラ整備に、二相ステンレスの普及を図っていきたい考え。
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