2012年11月1日

特殊鋼6社、通期 減益幅拡大へ

 特殊鋼メーカー6社の2012年4―9月期連結決算が31日出そろい、愛知製鋼を除く5社が経常減益となった。国内を中心にトラック・自動車部品向けの鋼材出荷は堅調だったが、建設機械向けは中国を中心として北米を除く輸出が悪化した。原燃料価格が値下がりしたため増益要因となったが、それ以上に販売数量の低下および価格下落の影響が上回った。

 通期は各社とも上期比で減益幅が拡大する見通し。下期は北米向けが堅調に推移するものの中国問題が尾を引きそうで、自動車、建機など主要産業の輸出数量悪化が懸念材料。これまで特殊鋼各社の好業績を支えてきた主要2業種の業績悪化により、経常ベースで軒並み2桁減益を余儀なくされそうだ。

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九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
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