2012年10月25日

鉄連会長 ”中国インパクト影響大” 下期鉄鋼業は視界不良

 日本鉄鋼連盟の友野宏会長(新日鉄住金社長兼COO)は24日の定例会見で、尖閣諸島問題などで中国での自動車販売などが減少していることに対して、「中国インパクトについては徐々に見えていて、日本鉄鋼業に与える影響は小さくないと見ている。中国では日本の自動車メーカーによる現地生産台数が明らかに落ちてきており、日本からの鋼材輸出量・販売量が減るほか、日本からの完成車輸出にも影響を与える」と述べ、新日鉄住金の場合と前置きした上で、「できるところから生産調整を始めているが、自動車メーカーも週間単位で生産計画を見直しており、それを受けながら判断していく」とコメント。日本鉄鋼業の下期業績見通しに関しては、「視界不良」と表現した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社