2012年10月25日

9月決算スタート 鉄鋼業は下振れ傾向

 2012年9月期決算発表が始まったが、鉄鋼業界は国際鋼材市況の低迷が響き、当初業績予想を下回る企業が多く出そうだ。10月以降は好調だった自動車分野が、エコカー補助金の打ち切りなどで減速し、中国経済成長鈍化や尖閣問題の影響も顕在化。加えて主力輸出先のアジアの鋼材市況が引き続き低迷しており、13年3月期業績予想を下方修正する企業も相次ぎそう。

 これまでに大同特殊鋼などが9月期予想、神戸製鋼所などが13年3月期予想の下方修正を発表。すでに決算を発表した東京製鉄は9月期の赤字幅が拡大し、通期予想も下方修正。JFEホールディングスは24日、9月期の減収減益決算を発表し、13年3月期予想を下方修正した。

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九州現地印刷を開始

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 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社