2012年10月2日

中国鋼材市況、上昇続く 生産減で需給改善進む

 過去1年間ほぼ下落していた中国の鋼材市況が9月中旬以降、上がり続けている。9月第4週の熱延コイル市況はトン3723元(約4万6170円、増値税込み)と前週比2・2%高、3週連続で上昇。冷延鋼板や異形棒鋼など他の鋼材市況も連続して上がった。中央や地方政府の相次ぐ景気対策や、米国の金融緩和による資源高の予測から先高観が高まっている。実需に変化は見られないが、9月の粗鋼生産が8月に続き減少しており、需給の改善も進んでいる。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社