2012年10月1日

NSSC光、レアメタル回収設備 本稼働

 新日鉄住金ステンレス(NSSC)は28日、山口県光市の光製造所で約50億円を投じて導入した「ステンレス製造プロセスにおけるレアメタル回収設備」(SAF)の竣工式を開催し、木下洋社長をはじめ、光市の市川熙市長、経済産業省製造産業局の井上幹邦・稀有金属室長ら約120人が出席して厳かに行われた。安全祈願神事のあと、あいさつした木下社長は、無事故無災害で操業できたことに対し、関係者に謝辞を述べたうえで「念願の設備が完工した。能力以上の成果をあげられるように努力していく」と語り、地域雇用の安定・拡大と経済の発展に貢献する意気込みを述べた。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社