2012年9月28日

中国鋼材市況が反発 需要回復の期待高まる

 中国の鋼材市況が約5カ月ぶりに反発した。中国政府の景気刺激策や米国の追加金融緩和策を好感し、需要の回復期待が高まったためとみられている。

 需要期を迎え、市中在庫の消化も進んでおり、熱延コイル市況は2週間でトン88元(約1090円)上昇した。ただ、「市況は上がったが、需要量は変わっていない」(広州の中国系鉄鋼商社)なかで市況上昇が鉄鋼メーカーの増産を促す懸念もあり、再び市況が不安定化する可能性もある。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社