2012年9月27日

鉄スクラップ、国内市況 下落続く

 国内鉄スクラップ市況は続落した。関東、関西両地区電炉メーカーの炉前購入価格は中心値がトン2万5000円を割り込み、2年9カ月ぶりの安値圏にある。

 東京製鉄は26日から全工場でトン500円の購入価格引き下げを実施し、両地区メーカー各社にも同様の値下げの動きが広がった。けん引役となっている東アジア向け輸出市況は、いまだ先安観があり、「国内市場にも底打ち材料が見当たらない」(商社)環境だ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社