2012年9月26日

”在庫増加は構造的問題” 樋渡・小棒懇会長

 全国小棒懇談会の樋渡健治会長(新日本製鉄常務執行役員建材事業部長)は、25日の定例会見で「8月の休会中もなかなか良いパフォーマンスが出ず、近年では在庫数量、在庫率がともに高い。これは一過性の問題というよりも、構造的な問題ととらえるべき。休会中で鉄スクラップ市況が6000円の幅で上昇・下落を繰り返しており、鉄スクラップに過度に依拠したオペレーションは注意が必要。また、電炉メーカーの経営が徐々に厳しくなっており、下期は今の状況を構造問題ととらえて、きっちりした需給感を持って調整していかなければならない」とコメントした。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社