2012年9月18日
JFEスチール、クロム系ステンレス薄板の販売倍増めざす
JFEスチールは、独自開発したクロム系ステンレス薄板のJFE443CT(SUS443J1)について、中期経営計画の最終年度となる2014年度までに、国内、輸出を含めた年間販売量を6万トンと現行3万トンからの倍増を目指す。
ニッケル系の汎用鋼種であるSUS304代替として、価格安定性と加工性を広くPRし、主力の建築材料分野だけでなく「あらゆる産業分野にステップアップした443CTを拡販したい」(上田弘志常務)としている。JFE443CTはステンレス独自鋼種として05年8月から販売を開始し、10年に日本工業規格(JIS)を取得した。
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