2012年9月13日

中国鉄鉱石価格、過去3年の最安値更新

 中国の鉄鉱石価格は9月初めも下落を続けた。第1週の輸入価格はトン109・32ドル(約8530円)と前週比2・9%安で3週連続、国産価格は831・39元(約1万310円)と4・5%安で4週連続それぞれ下がり、いずれも過去3年の最安値を更新。政府による1兆元の景気対策を好感して価格が反発する観測もあるが、主要港の鉄鉱石在庫が1億トン近く積み上がる中で、粗鋼生産が8月に減少に転じており、中国鋼鉄工業協会(CISA)では価格上昇の可能性は低いとみている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社