2012年9月11日

栗川・普電工会長 「非住宅向けが低調」

 普通鋼電炉工業会の栗川勝俊会長(合同製鉄社長)は10日、定例の記者会見を開き、足元のマーケット環境に関して、「土木需要は好調に推移しているものの、建築需要は異変が起きており、工場や倉庫、医療・福祉関係を中心に非住宅向けが低調で、陰りが見られる」と述べ、「小形棒鋼の在庫は10カ月ぶりに前月比減少に転じたものの、前年同月比では増加傾向が続いている。一方、鉄筋工不足で工事着手が遅延していることから、普通鋼電炉メーカーは需要見合いの生産に取り組むことが強く求められる」とコメントした。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社