2012年9月11日

豪石炭事業、急速に収益悪化=コスト上昇・スポット相場急落

 豪州の石炭事業の収益が、急速に悪化している。近年の人件費など継続的なコスト上昇に資源税、炭素税の負担が増えており、足元の豪ドル高の中で、原料炭などのスポット相場が急落したためだ。

 原料炭最大手の豪BHPビリトン三菱アライアンス(BMA)は一部炭鉱の休止を、エクストラータは人員削減を、それぞれ10日発表した。中国経済の減速などを背景とした資源価格の調整が、とりわけ高コストが際立ってきた豪州の山元に、構造調整を迫った格好だ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社