2012年9月5日

下期の鋼材需要、土木向け20%増へ 復興関連が顕在化

 今年度下期の土木向け鋼材需要は、上期に比べ20%程度増えそうだ。宮城県などで漁港、港湾、河川改修などの復興需要が緩やかながら顕在化するほか、関東、北陸などで河川関連の発注増加が見込まれているため。ただ、復興関連需要では案件は決定しているものの、詳細設計の確定、作業員の確保など官公庁・マリコン・ゼネコンの作業遅れも目立ち、鋼材の発注時期などはまだ流動的な面も残されているようだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社