2012年8月29日

住友商事、北米で鍛造車輪を拡販

 住友商事は、北米における鉄道向け鍛造車輪の拡販を視野に、住友金属工業と技術的な連携を深め、昨年買収した米スタンダード・スチール(SS)での設備投資を行う。2014年までに、住金・製鋼所(大阪市)の鍛造プロセス技術を移転し、車輪成形用回転鍛造機(SIRD)と真空脱ガス設備を導入する。投資金額は約50億円。

 また、日本製の鍛造車輪に「クラスD」と呼ばれる高品質規格を今秋に取得するめどもつけた。従来のクラスCと比べて長寿命化を実現したもので、高品質の鍛造車輪を北米向けに供給し、鉄道車輪事業の拡大を狙う。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社