2012年8月13日

東北大が環境フォーラム 海上風力発電で鋼材需要

 東北大学は9日、仙台市で自然力の活用と再生をテーマに「第26回環境フォーラム」を開催、風力発電、製鋼スラグによる田園再生、微生物利用の水再生など自然力活用の最新状況を示した。

 風力発電では洋上風力発電で浮体式風力発電が5年以内に実用化され、英国の洋上風力発電増強計画のラウンド3では5000基の設置を予定、風力発電の基礎構造物には鋼材約1000万トンが使用されると報告。製鋼スラグでは日本鉄鋼協会の産発プロジェクトで、東北大などが取り組む津波被災田園再生の近況が、水再生では新日本製鉄の鉄酸化細菌によるメッキ排水処理などが紹介された。

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